新しい家を建てる予定の方、または既存の家をリノベーションしようと考えている方もいらっしゃるでしょう。
吹き抜けの照明を取り入れた家は、一見単純に思えても実は多くの落とし穴が潜んでいます。
今回は、吹き抜けの照明の選び方や、具体的な失敗例についてご紹介します。
□吹き抜け照明の選び方
*必要な明かりを必要な場所に
吹き抜けとは、一階以上の高さがある空間のことです。
そのため、吹き抜けの照明を取り付けるには、一般的な照明とは違う点がいくつも出てきます。
高い天井にシーリングライトやダウンライトを取り付けると、生活スペースが遠く感じられ、必要な明かりが手元に届かない可能性があります。
逆に、くつろぐスペースに強い光が当たってしまっては、せっかくの吹き抜けの証明がリラックスできない空間を作ってしまうでしょう。
必要な明かりを必要な場所に届けることが、吹き抜けの照明を取り付ける際に重要な考え方です。
*照明の明るさと照度
吹き抜けの空間は日中は高い窓から自然光が入るため、照明の明るさを考える場合は夜間に使うことを想定しましょう。
照度200ルクスを目安に、ダイニングテーブルやソファの手元などを照らす照明器具を追加することがおすすめです。
*吹き抜け空間の照明
吹き抜けの高い天井が真っ暗では、気味が悪いと感じることもあります。
その解決策として、天井を照らす照明を追加で設置する方法があります。
照明の設置場所は、基本的にメンテナンスが可能な位置にしなければなりません。
ペンダントライトやブラケットライト、スポットライト、間接照明などの方法があります。
□吹き抜け照明で実際にあった失敗例
1.天井にシーリングライトを取り付けた
シーリングライトは光が全体に拡散しやすいため、吹き抜けには不向きです。
この失敗を避けるためには、照明の設置場所やダウンライトの導入が有効です。
2.明るすぎて落ち着かない
照明の数を増やしすぎると、明るすぎて落ち着かない空間になる可能性があります。
この失敗を避けるためには、光の向きを工夫することが重要です。
3.照明のデザイン性が失われた
照明の数を増やしすぎると、室内のデザイン性が失われる可能性もあります。
この失敗を避けるためには、照明本体の色や形状を工夫することが有効です。
□まとめ
吹き抜けの照明には、多くの注意点や落とし穴が存在します。
しかし、それらを理解し適切な対策を講じることで、理想的な照明環境を実現することは十分可能です。
この記事が、吹き抜けの照明を成功させる一助となれば幸いです。
長岡市周辺で新築やリノベーションをお考えの方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。