家づくりは理想を形にする夢のような出来事であるとともに、その理想の取捨選択を行う現実的な出来事です。
取捨選択において多くの理想を切り捨てなければならない理由としては、予算オーバーが挙げられます。
この記事では、予算オーバーする原因と予算を守るためにはどうすれば良いのかを解説します。
□家づくりで予算オーバーする原因にはどんなものがある?
1.知識不足による見積もりの甘さ
家づくりには土地や建物の購入費以外にも税金や諸費用が発生します。
これらの費用を計算に入れず計画を進めると予算の見積もりが甘くなってしまい、結果的に予算オーバーになりかねません。
家づくりにかける費用は総額で考え、どんな費用が必要になるのかを総合的に考えましょう。
2.打ち合わせ不足による追加費用
住宅会社との打ち合わせが不足していると、途中で設備のグレードアップなどの追加費用が発生することがあります。
グレードアップとなれば当然費用は増し、予算オーバーへと一歩近づくことになります。
予算の限度を担当者と共有し、優先順位を明確に伝えておきましょう。
3.土地選びの失敗
条件の良い土地を使用したとしても、地盤が弱い場合は土地改良費がかさむかもしれません。
土地を選ぶ時には地盤や周辺環境についてきちんと調べ、予想外の費用が発生しないよう気を付けましょう。
4.材料費の高騰
木材や建築資材の価格が上昇している現在、当初予定していたよりも材料費が高くつく可能性があります。
予算の見直しや適切な材料の選定で対応しましょう。
また、価格の変動を見越して余裕をもった予算計画を立てることで予算オーバーを経ずに家づくりができます。
5.住宅設備のオプションのグレードアップ
住宅設備のグレードアップは快適な生活を求める上で自然と求めてしまうものですが、これが予算オーバーの原因となるかもしれません。
多少のグレードアップはあるとしても、どの部分に予算をかけるのかを事前に決め、計画的に進めることが大切です。
□家づくりで予算を守るためにはどうしたら良い?
*予算の厳守を住宅会社に伝える
住宅会社との打ち合わせでは、予算の限度を先に伝え無理な資金計画を避けることが大切です。
*外構は後回しにする
外構工事は家づくりの初期段階では最低限に留め、後からゆっくりと計画することで予算を抑えられます。
また、工事を依頼せずに家族で庭づくりを楽しむことも、家づくりの一環と言えるでしょう。
*資金計画の見直しと優先順位の設定
住宅ローンの金利を見直すことで毎月の返済額を減らし、予算オーバーを防げます。
複数の金融機関を比較し、最適な条件を見つけることが大切です。
無駄な出費を抑えるために、家づくりの過程でどの部分にどれだけの予算を割り当てるかを明確にし、優先順位を設定しましょう。
計画的に進めることで、予算内で理想の家づくりを実現できます。
□まとめ
なぜ予算オーバーが起きるのか、その原因について予め知っておくことで、予算オーバーが防げるでしょう。
どうしようもない原因の場合もある一方、事前の準備不足や計画ミスによって予算オーバーが起きるケースも珍しくないため、注意してください。
長岡市周辺で家づくりにお悩みの方は、お気軽に当社までご相談ください。