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トイレとリビングが壁一枚?音と臭い対策で快適生活を実現!

リビングに隣接するトイレに関する問題は、多くの家庭で見られる悩みの一つです。
音や臭いがリビングに広がることで、快適な生活空間が損なわれる恐れがあります。

しかし、これらの問題には具体的な対策が存在します。
本記事では、リビングトイレのメリットとデメリット、そしてそれに対する実践的な対策法について詳しく解説します。

 

□リビングトイレのメリットとデメリット!壁一枚で隔てるのは不評?

 

リビングにトイレが隣接している場合のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

 

*リビングトイレのメリット

 

リビングトイレの最大のメリットは、寒暖差の少なさです。
リビングと隣接しているため、寒い廊下を通らずにトイレに行けるため、トイレの気温が一定に保たれやすくなります。
特に冬場、リビングからすぐにトイレに行けるというのは高齢者にとって大きなメリットです。
ヒートショックのリスクを減らすため、寒暖差が少ない環境は重要です。

 

*リビングトイレのデメリット

 

一方で、デメリットも存在します。
最も大きな問題は、音や臭いです。
壁一枚で隔てられているだけでは、トイレの音や臭いがリビングに漏れてしまうことが避けられません。
特に、トイレのドアには換気のための隙間があり、ここから音や臭いが漏れてしまうのです。
これは家族全員にとって不快な要素となる可能性があります。

 

*パーテーションの効果と限界

 

音や臭いを防ぐためにパーテーションを設置することを考える人もいますが、これはあまり効果的ではありません。
音は隙間を通り抜ける性質があるため、完全に防ぐことは難しいです。
リビングダイニングでの食事中にトイレの音が聞こえてくると、食事の雰囲気が損なわれてしまいます。
また、視覚的にもトイレがリビングに隣接していると、常に気にかかる存在となります。

リビングトイレを気にしないという人もいますが、多くの場合、家族の誰かが気にすることになり、その人にとって大きなストレスとなります。
したがって、リビングトイレの配置には慎重な検討が必要です。

 

□リビングトイレの対策法!

 

リビングトイレのデメリットに対して、具体的な対策を取ることが快適な住環境を維持する鍵です。

 

1:目隠しをする

 

トイレの音漏れや視覚的な不快感を減らすために、目隠しを設置する方法があります。
折りたたみ式のパーテーションを使えば、トイレの扉を隠すことができます。
また、天井にカーテンレールを取り付けてカーテンを設置することも一つの手段です。
これにより、視覚的な不快感を軽減できます。

 

2:常に換気を行う

 

臭い対策としては、常にトイレの換気を行うことが重要です。
トイレに窓や換気扇がある場合は、それらを活用して新鮮な空気を保つよう心がけましょう。
トイレの換気扇を常に回すことで、臭いの漏れを防げます。

 

3:マメに掃除をする

 

トイレの臭いを抑えるためには、定期的な掃除が欠かせません。
便器だけでなく、壁や床、天井もきちんと掃除をすることで、臭いの原因を取り除けます。
特に、便器のふち裏やシャワートイレと便器の境目部分など、見落としがちな箇所も丁寧に掃除しましょう。

 

4:消臭剤を使用する

 

消臭剤を置くことで、トイレの臭いを抑えられます。
消臭剤を選ぶ際には、臭いをごまかすタイプではなく、悪臭を吸収するタイプを選ぶと効果的です。
これにより、トイレの中の臭いが軽減されます。

 

5:脱臭機能のある設備にする

 

新築やリフォームを検討中であれば、脱臭機能のあるトイレやエコカラットを設置することも考えましょう。
エコカラットは脱臭効果があり、さらに湿度調整も行ってくれます。
これにより、トイレとリビングが隣接していても、快適な空間を維持することが可能です。

 

□まとめ

 

リビングに隣接するトイレには、寒暖差が少ないというメリットがありますが、音や臭いがリビングに漏れるという大きなデメリットも存在します。
これらのデメリットに対しては、パーテーションの設置や換気、定期的な掃除、消臭剤の使用、脱臭機能のある設備の導入など、具体的な対策を取ることで快適な住環境を保てます。
リビングトイレのデメリットを軽減し、家族全員が快適に過ごせる空間を作りましょう。

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